R08.07 会派視察 三日目①②

会派視察三日目は、宮城県庁さんへ。

RTK基地局全域整備によるスマート農業の現状とこれからについて
宮城県農政部農業振興課の担当者さんよりお話を伺いました。

宮城県では、東日本大震災からの農地復興を契機に、
2ha以上の大区画化を進めたことで農地の集積・法人化が進み、
スマート農業の導入を後押ししている。

スマート農業の基盤となるRTK基地局については、
令和4年度に県内7か所へ整備。
デジタル田園都市国家構想交付金やコロナ交付金を活用し、
県負担を抑えながら整備を実現した。
RTKによりGPSの位置情報を数cm単位まで補正でき、
自動操舵など高精度な作業が可能となっている。

また、農業機械メーカー、東北大学、農研機構などと連携し、
技術実証や普及を推進。(RTK基地局はどのメーカーも利用可能)
県庁には「スマート農業コンシェルジュ」を配置し、
導入相談から活用まで伴走型で支援している。

RTK利用者は令和5年の約110名から令和8年5月には約390名へと増加。
ドローンによる防除では作業時間が約90%削減されるなど、
省力化や作業負担の軽減といった効果も確認されている。

一方で、スマート農業技術を十分に活用するためには、
圃場条件に応じた導入や操作指導が重要であり、
中山間地域や中小規模農家への普及が今後の課題とされていた。

所感
宮城県では、震災復興を契機に農地整備とスマート農業を一体的に進め、
交付金を効果的に活用しながらRTK基地局の県内整備を実現していた。
加えて、専任コンシェルジュによる伴走支援や産学官連携など、
導入後の活用まで見据えた体制づくりが特徴的であった。
長野県は中山間地域が多く条件は異なり、
同様の効果を期待できる農地は少ないかもしれないが、
地域の実情に応じたスマート農業の推進や、
導入を支える支援体制の整備について、
多くの示唆を得ることができました。

その後、議場を見させて頂きながら、
県議会のことについてお話を伺いました。

・築約40年
・バリアフリーとはなっていないし検討もしていない
・質問席がある
・理事者などは次の質問から自席で対応(マイクがある)
・演台の原稿台は昇降装置付き
・質問者は4人×4日

など、長野県議会とは少し異なる点などありました。
県民の皆様にとって、
分かり易く、関心を持って貰えるような検討をしなければ、、、
と。

明日から議会運営委員会の視察となりますが、
そんなことを念頭に行ってきたいと思います。

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