介護予防を音楽レクで! 地域でまもる子どもの笑顔

本日は同時間で魅力的な会が二つ、宮田村で行われており、
タカノ(株)さんで行われた
うたと健康 新しい介護予防
音楽レクリエーションサポーター養成講座
に少しお邪魔させて頂き、盛り上がりをとても頼もしく感じました。

その後、
宮田村民会館で開催された「上伊那里親支援センター こごみのねっこ」オープン記念フォーラム
地域でまもる子どもの笑顔
に参加しました。

フォーラムを通じて感じたのは、「里親を増やすこと」だけが目的ではなく、
地域全体で子どもと家庭を支える社会をつくることが本当の目的であるということでした。

県からは、
「里親は最後の切り札ではあるが、困った時にいつでも使える場所でもある」
との説明がありました。
社会的養育とは、親子を引き離す制度ではなく、
子育てに困った家庭を地域全体で支える仕組み
であることが繰り返し強調されました。

そのためには、子どもが安心できる大人との関係(アタッチメント
将来にわたり安心してつながれる人や場所(パーマネンシー
を保障することが重要だと説明されました。

2 家庭を支えることが子どもを守ること

早稲田大学の上鹿渡和宏先生は、
虐待や親子分離が起きてから対応するのではなく、
もっと前の段階で親を支えることが重要
と話されました。
印象的だった言葉は、
「もし親を助けてくれる人がいたなら、自分は親と離れずに暮らせたかもしれない。」
という社会的養護経験者の声でした。
親子分離を減らすためには、
家庭が孤立しない地域づくりが必要であることを強く感じました。

先生から虐待を受ける子どもの98%は家庭で生活しているという話がありました。
そのため、施設や里親だけではなく、
子育て家庭への日常的な支援が不可欠であることが示されました。

現在、長野県では180中学校区のうち117学区に里親がいますが、
ショートステイを受け入れられる里親がいる学区は58学区に留まっています。
県では2029年度までに里親支援センターを県内9か所設置し、
里親支援やショートステイ体制の充実を進める方針で、
長野県でも地域の受け皿づくりが課題と感じました。

トークセッションでは、
冒頭、辰野町、南箕輪村、宮田村、飯島町の担当者からそれぞれの子育て施策等の紹介があり、
続いて、セッションに参加する伊那市・箕輪町・中川村から取組が紹介されました。

共通していたのは、
行政だけではなく、地域や民間団体と一緒に子育てを支える
という考え方でした。

フォーラムでは、多くの心に残る言葉がありました。

「社会的養育は、必要な子どもだけのものではなく、すべての子どものため」
「子育ては、まちづくり」
「親を助けることが、子どもを守ること」
「子どもは安心すると遊び始める」
「自分を絶対に失望させない大人を一人でも知っている子は大丈夫」

今回のフォーラムを通じて、
子どもを守るためには、児童相談所や里親だけではなく、
地域全体で「子どもも親も孤立させない仕組み」をつくることが何より重要だと感じました。
また、「里親になりませんか」という呼びかけだけではなく、
ショートステイや「すくすくパートナー」のように、
地域の人ができる範囲で子育てを支える仕組みを広げることが、
地域全体の子育て力を高めることにつながると実感しました。

「地域で子どもを育てる」という考え方は、
少子化が進む今だからこそ、
地域づくりそのものにつながる重要な視点であると感じたフォーラムでした。

上鹿渡先生の話では、長野県の社会的養育は、他県に比べても進んでいる、、、とのこと。
施設養育を含め、どういった形を形成するか、自分としての考えを持てるようにしたいと思います。

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