午後、かんてんぱぱくぬぎの杜にて行われた
長野県商工会連合会上伊那支部主催の懇談会に向山県議、原県議と共に出席しました。
・・・写真を撮り忘れたので、、、会議資料の表紙を。。。
挨拶等の後、各商工会の現状報告を頂戴しました。
・商工会職員に対する人材育成への投資が必要
→既存の県の支援では対象外になることが多い
→従来の支援だけでなく、会員それぞれに伴走型支援をするためには、異動は困る
→単会ごとで雇用したい
・後継者不足や高齢化などで退会があるが、新規事業者があり、会員数は横ばい(増えている単会も)
→どんなことにも相談を受ける、、、としたら、コロナで困っている個人事業主さんなどが相談に来て、入ってくれた
・コロナは続き、不安な声もあったが、青年部を中心にイベントを行ってくれて大盛況だった
・役場とも連携しての取組、提言などもしていきたい
・多くの会員の声を聞くべくなんでも相談会を計画している
・人材育成の勉強会や各種講習会も行う
・第七波、これまでにない感染者数
・飲食店の団体予約は全てなくなった
→コロナ前に戻ることは無いと考えている、相当不安
・原油、原材料の高騰は、受注量はあっても受注単価が上がらないので厳しい
・建設業では納品の目途が立たないものもある
・外国人技能実習生、コロナで遅れたりしている
→受け入れる住居の確保が難しいこともある
・来年からコロナ融資の返済が始まるところが多く、経営環境が改善していない中で返済が始まる。
→これ以上の条件変更が難しい事業者もあり、来年以降、倒産企業が増えるのでは?と危惧している
→引き続いての事業者支援を
・建物や財産などがそのままで、維持管理も大きな負担
→どうスリム化するか
→改修も
・コロナ、ウクライナ侵攻などで資材の高騰、、、利益を圧迫する構造になっている
→上の企業(事業元)に言っても受注額をあげてくれない
・産業フェアなどを久々行うが、キャリア教育も考えている
→町へ帰ってくるように、定着するように、、、と
・地域の経済を回していかなければ!
・行動制限をかけないで社会経済活動を、、、というが、従業員がコロナで出社できないと、中小企業は厳しい
→ギリギリの中で企業活動をしている
・融資制度も知っていはいるが、先が見えないので受けれない事業者もある
・資金繰りは難しいが、融資を考えていない事業者は8割ほどある
・このような状況では、新規事業に参入することもできない
・事業承継も売り上げが下がっている中、考えられない
→約6割が後継者がいないのに
・日々の事業をどう維持するか、、、で注力せざるを得ない
・決め手がない
・コロナの感染者数の公表、必要ないのでは?
→経済活動を回すといっているのに、増えると出かけなくなる
・コロナでイベントが無くなったので、経営指導員(職員)は深く指導できるようになった
・業務のIT化を進めるなど、投資をして事務の効率化を図りたい
→問題は、ITを指導できる人材がいないこと
・県からの要請もあるが、会員の指導まで回らない
・県の商工連もDXを進めるとしているが、そういった人材がいない
・この地区で、勉強会などでご指導頂きたい
・単会としては、ホームページをリニューアルして情報提供を増やした
・上伊那で一体となって活発に進めたい
・・・・・・・・
その後、上伊那地域振興局の産業観光課より、経済活動の活性化について、説明など。
で、出席県議3名より県政報告。
向山議員、清水、原議員の順でさせて頂きました。
僕からは、
まず、コロナ支援については、
商工会の皆さんの力が大きいことに感謝を申し上げました。
で、様々な産業で人手不足が叫ばれるが、
少子化でさらに進むことを前提に、
経営改善などをぜひ、進めて欲しい。
それには、県の支援事業がいくつもあるので、
利用いただきたい!と、
技術開発支援制度のしおり
をお配りして話をさせて頂きました。
あと、高校再編について、
上伊那は、35年前は3000人いた中学卒業生が、今は1700人、10年後は1400人になる。再編は避けて通れない。
上伊那地域から他の地域へ進学している生徒も一定数ある。
子どもたちにとって魅力的な高校を準備していかなければいけない!
前回の高校再編で単位制多部制の箕輪進修高校があり、
伊那新校で普通科系統の大規模校が生まれ、
上伊那総合技術新校で様々な技術を学べる技術系の大規模校が生まれ、
赤穂高校が総合学科高校でリニューアルされる。
辰野高校と高遠高校は中山間地高校として地域密着の小規模校で維持される。
タイプの違う高校が、この地域に生まれる。
子どもたちが自分に合った高校、行きたい高校を地域内で選択できるようになる!
・・・そんな話をさせて頂きました。
頂戴した現状、要望について、
地域振興局の局長、産業観光課の皆さんにお願いするとともに、
本庁のほうでも話をしてきます。
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