お昼に松本のお蕎麦屋さん(そな処 かまくらや:栽培から製粉までこだわりのそば屋さん)に寄ってから、
安曇野市にあるやすらぎ空間さんへ。
こちらは、
各種農業体験を通して地域住民と都市住民の交流を促進し、地域農業を活性化すること
を目的に設置されたようですが、
現在は、そば打ち体験教室や就労継続支援などを実施している施設。
ここを拠点にそば打ち体験(そば道場)、そば栽培、就労継続支援をしている
株式会社 かまくらや
の代表取締役社長
藤本孝介 氏
より
かまくらやの取組み ~「持続可能なそば栽培」のカタチ~
と題してお話を頂きました。
・激しい「寒暖差」と「朝霧」が、そばの実の風味と甘みを極限まで引き立たせる
・北アルプスの清冽な冷水が、そばを「締める」最大の決め手となる
・輸入そばとの価格差が縮小しており、国産の「安定生産」が極めて重要なフェーズ
⇒そば、、、中国産250円/1㎏、北海道産300円/1㎏、長野県産350円/1㎏
・未来への戦略は「湿害対策×新品種」(強靭化と付加価値の両立)
・農業的な最大の課題は、気候に左右される収量の乱高下、脱粒
⇒湿害は、根や発芽に深刻なダメージを与え、発芽不良を起こし、初期段階で大幅な収量減を招く
⇒収穫適期を過ぎて熟し過ぎると、種子が自然に落下。わずかな収穫遅れで収量が激減する
・長野県を真の「そば県」にするためには、精神論ではなく「農業経営としての高い収益性と安定性が」が不可欠
・「運任せの単作モデル」を根本から見直し、長野県の特性を最大限に活かす革新的なアプローチを実践
・最大の脅威である「ゲリラ雷雨」と「湿害」を物理的対策と栄養管理で跳ね返す
・機械投資を採算に乗せるためにも年2回フル稼働させる「2期作」が経営上極めて合理的である
・大規模2期作の継続によって表面化した3つの新たな壁
⇒異常気象の常態化
⇒連作障害と問題雑草
⇒限界までタイトな作業管理
・生業としてのそば栽培、、、必要な肥料を与える、など
・そばは陽が長く当たるほうが美味しい
⇒実が大きくなり、瑞々しい
・「反収の最大化とリスク分散の両立が、日本の伝統食文化を支える安定的な農業経営を実現する
・農業の利益化が、伝統を未来へ繋ぐ
耕作放棄地の解消、、、といったそば栽培ではなく、
美味しいそばをつくって、利益を上げる!
といった考え方とそれを実行している話であり、
長野県を「そば県」にするために、大きな示唆を頂きました。
講演の後は、
信州そば道場の皆さんによる手打ちそばの実演と、
北海道産のそば、
安曇野産のそば、
安曇野産のそば(厳選した丸抜きのみで挽いたそば粉)
の三種類。
この順に頂きました。
どれも「美味しい!」というのが正直なところでしたが、、、
厳選した丸抜きのみで挽いたそば粉は、
驚きの味!
うま味、甘味、、、これまで食べたそばの中で、間違いなくナンバー1でした。
こだわりの栽培、乾燥と調整、、、
感動しました!
通販で購入できるので、地元の知り合いに打って貰おう!
その味を知って貰い、そば栽培に繋げれないかな、、、と。
「そば県」のブランド化に対し、大いなる発見でした。
その後、そば議連の総会。
前回からの報告などと、
9/12に行われる信州そば振興シンポジウムについて、、、など。
(下記は藤本社長さんの講演資料)
長野県を真の「そば県」にするためには、精神論ではなく「農業経営としての高い収益性と安定性が」が不可欠
「運任せの単作モデル」を根本から見直し、長野県の特性を最大限に活かす革新的なアプローチを実践
収量の最大化とリスク分散を同時に実現する
⇒作付面積あたりの収穫量が劇的に向上
⇒夏と秋に分散することで気候変動リスクを相殺



































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