R06.06 定例会 開会

昨夜は議員会館に泊ったので、朝から県庁。
久々に早くに寝たら早く起きたので、8時前に到着。

たまっていたブログを書いたり、依頼されていた案件を処理したりし、
10時から県議会入札制度研究会の役員会。
競争入札参加資格審査に関するパブリックコメントや申請の電子化、
県と市町村の共同受付窓口設置、
災害復旧工事に係る早期発注方針の試行状況、、、などについて報告あり。
また、県の管理道について改修が進まず、
路面状況によって車の破損などが増えていることから、
研究会として知事へ予算要望をしよう、、、ということになりました。

11時からは団会議。

13時から本会議。

下記は、知事の議案要旨説明

【人口問題への対応】
・2023年の全国の合計特殊出生率は、過去最低の1.20で、全ての都道府県で前年を下回った
・将来世代のためにも、今を生きる私たちが明るい将来ビジョンを取りまとめ、実行しなければ

【地震防災対策の抜本的強化】
・避難者の健康維持のための避難所トイレとして、組立式トイレの広域的な備蓄
・現在策定中の「地震防災対策強化アクションプラン(仮称)」では、「地震災害死ゼロ」を目指す

【地域公共交通の再構築】
・公共交通のリ・デザイン(再構築)が必要
・民間事業者の自助努力のみで地域公共交通を維持することは困難で、行政の主体的な関与が必要
・今後10広域圏ごとに関係者との議論を深め、取組の具体化を進める

【物流2024年問題への対応】
・商慣行の見直しや価格転嫁の促進が未だ不十分
・実務者連絡会を開催して具体化を検討する

【リニア中央新幹線の早期開業に向けた取組】
・岸田文雄内閣総理大臣や斉藤鉄夫国土交通大臣に地域の悲願であるリニア中央新幹線の一日も早い全線開業と中間駅周辺のまちづくりへの支援を要望した
・リニア中央新幹線は、東京一極集中から多極分散型国土への転換を促す大きな契機
・県としては、伊那谷や木曽谷が新しい暮らし方や働き方を実現できる地域となるよう市町村や関係者とともにまちづくり・地域づくりを進める

【観光・物販等関西圏との交流促進】
・来年開催予定の「大阪・関西万博」を「交流人口の拡大」と「長野ファンの獲得」につなげるため、観光誘客の促進に努めるとともに、信州フェアの開催などを通じた県産品の販売促進に取組む。
・関西方面からの観光客をJR大糸線沿線へと呼び込むため、今月から糸魚川・白馬間に臨時バスを運行

【観光振興税(仮称)の検討】
・「観光振興税(仮称)」の具体的な制度設計を進めている
・納税義務者と徴収方法等については、答申のとおり、納税義務者は、旅館業法に規定するホテル、旅館、簡易宿所と、住宅宿泊事業法に規定する住宅宿泊事業に係る施設に宿泊する者とし、徴収方法は特別徴収、特別徴収義務者は宿泊施設の経営者その他徴収の便宜を有する者とする方向で検討しいる
・また、税収の一定割合を市町村に対して交付金として交付し、この税の趣旨に沿った活用を行っていただく
・令和8年4月の導入を目指して丁寧に制度の構築を進める

【クマ対策の推進】
・先月には里地での目撃件数が全県で106件、前年度の1.6倍
・今月上旬には4件の人身被害が発生した
・こうした状況を受け、「ツキノワグマ出没注意報」を全県に発出
・クマの出没情報を分かりやすくお伝えする仕組みについて現在検討中

【信州型フリースクール認証制度の創設】
・本年4月、全国初となる「信州型フリースクール認証制度」を創設
・第1期の認証には、20件以上の申請があり、現在、外部有識者の御協力を得て審査を進めている
・認証された施設が持続的に運営できるよう、運営経費の補助に加え、職員研修や交流・連携の機会の提供など、継続的な支援を行う

【組織風土改革「かえるプロジェクト」の推進】
・今年度、仕事の減量化に向けた提案を職員から広く募集する「サマーレビュー」の実施
・コミュニケーションの活性化や業務の効率化を図るための「オフィス改革」を県庁の一部で先行実施
・4月から「部局長への時間外レクの禁止」と「レクのペーパーレス化の徹底」
・7月から「時間内レクの徹底」を課室長へのレクにも拡大

【決算見込み】
・令和5年度の決算見込みについて申し上げます。
・県税や地方交付税の収入が当初の見込みを上回った
・本来の実質収支は57億円余の黒字となる見込み

【補正予算案】
・一般会計補正予算案は30億4,702万7千円
・県民生活の安全・安心の確保、、、新興感染症への対応を担っていただく医療機関が行う施設整備等への支援や、県道園原インター線で本年3月に発生した法面崩落の緊急対策工事
・エネルギーコストの削減と脱炭素化の推進、、、省エネ性能の高い家電製品の購入を支援する「信州省エネ家電購入応援キャンペーン第2弾」を実施
・「生活就労支援センター(まいさぽ)」における生活にお困りの方への支援
・省エネ・再エネ設備を導入する中小企業への支援
・教育環境の整備としては、県立高校再編のため、赤穂総合学科新校及び須坂新校の設計、小諸新校の改築工事
・この補正予算案の財源は、国庫支出金12億335万5千円、県債10億7,100万円、その他繰越金など7億7,267万2千円を見込む
・今年度の一般会計予算は、今回の補正予算を加え1兆21億5,957万4千円

【条例案、事件案、専決処分等報告】
・条例案は、一部改正条例案7件
・事件案は、17件
・専決処分等報告は、令和5年度長野県一般会計補正予算の専決処分報告など21件

とのことでした。

その後も諸々の打合せや事務処理、自身の一般質問の作成など。

申し込んだ20時からのスウェーデン教育のWEB報告をすっかり忘れていました。
21:21
そろそろ片付けて帰ります。

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