国防について学ぶ勉強会があり、石垣島で行われていましたが、WEBで参加。
■1部 基調講演
中山義隆石垣市長
「国防最先端のまち石垣」
■2部パネルディスカッション
「抑止力と国民保護法」
<登壇者>
★ 石垣市長:中山義隆氏
★ 国土交通副大臣:國場幸之助氏
★ 国士舘大学防災・救急救助総合研究所:中林啓修准教授
★ コーディネーター:日本沖縄政策研究フォーラム:仲村覚氏
印象に残った言葉
・2010年の尖閣諸島での中国漁船衝突事件。日本は弱腰だった。
→それから中国籍の船が頻繁に入り込むようになった
・「どうして石垣島に自衛隊の基地が必要か?」
→弱いところから攻められるから攻められないために
・台湾有事の際、避難民が与那国、竹富、石垣などに大挙してくるだろう
・台湾は九州と同じ大きさで2300万人が住んでいる
・それぞれの船で避難してきたら、入国手続きもできず海岸、島内は大混乱になるだろう
→受け入れる覚悟と準備
・有事の際に連絡がとれないことは命取り
・だが、侵攻時は電波障害を起こされる可能性が大きい
→連絡手段の確保の重要性、平時からの危機意識
・国民保護法は、外国からの侵略等から国民を守る、、、という法律
→要避難地域は、それ以外の場所(市町村)へ避難する
→災害時は、避難市町村内で安全な場所へ避難する
→他県や他市町村で受け入れ態勢を持って貰えているのか?
・こういった国民保護の状況にならないようにしないといけない
・日本は攻めることはないが、他国も同じ考えではない
→外国で学んだことが気に入らないといって帰国後逮捕される国もある
・近隣でも意図と能力を持っている国がある
→だから抑止力が必要。
→自国の軍事力だけではなく、他国とのつながり、経済、技術、情報など複合的な力をもつべき
・第一次世界大戦、、、戦った四か国は、それぞれで貿易相手国上位3位だった。
→経済だけではダメ
・美しい石垣島を戦地にしない!
・・・といった話が印象的でした。
国防最前線。
同じ国内なのに緊張感は全く異なること、
そして、10数年で変化している現状は、
将来おかしなことが起きないように打つべき手を打たなけば手遅れになる、、、
同世代の市長ですが、
市長の強張った顔をモニター越しに拝見し、強く感じました。
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