産業観光企業委員会 現地調査(東北信)①

所属する産業観光企業委員会の現地調査(東北信)の一日目。

8:40に議員会館を出発し、
一か所目の調査先は、
工業技術総合センターの材料技術部門。

DX、GX、LX、、、進めている。
また、成長期待分野への支援に力を入れている。

S14~80年以上、無機、有機、様々な製品の設計から販売まで一貫して支援している。

振動試験は人気、、、毎日のように稼働している。

3Dラボ、3月補正で10億円の整備。
3Dプリンタでこれまでできなかった形が創れる。
下記のような形もできる。

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二か所目の調査先は、
株式会社 鈴木 さんの須坂インター工場。

2022年に須坂インター工場を新設したが、県の補助金を申請したということで訪問。

1933年、東京都蒲田で操業。
1945年、戦争疎開で飯山市へ。5年後須坂市へ。

・ナンバーワンを超越したオンリーワンを目指す
・人材獲得については、基本的には地元人材を優先し、在学中に工場に入ってもらうなどインターンシップをやってもらっている。
・入社に当たっては、資格がなければだめ!と言うことはない。技術継承は、これまでは目と耳と手で覚えていたが、指導方法を明確にして育てる。

といった話がありました。

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お昼を挟んで、
三つ目の調査先は、佐久地域振興局

 

地域の状況説明後に質疑。

Q.雇用については6月に1.41という有効求人倍率だったが、地域の企業は充足している捉えているか?
A.ピーク時からしてはだいぶ下がっていて、直近では、県平均よりも下がってきているので充足していると考えるが、個別の状況は把握していない。
O.把握をすべき。議会提案で少子化条例を設定した。奨学金制度もできたが登録企業が少ない。眠っているだろう県内企業もあるだろうから、状況を把握し、しっかり声をかけるべき。

Q.サイクルプロジェクトの現状。どう推進しているのか?
A.佐久管内のサイクルコース、、、約40決めている。マップを作りホームページへ公開している。本年度からユーチューブで動画をアップしている。

Q.軽井沢は多くの観光客が訪れるが、それを他の市町村へ、、、と言う話だった。観光は市町村の観光協会などがメインになり横展開は難しかったりするが、具体的にどうなのか?
A.観光、市町村が対応している部分が多い。県としては、各観光協会などと連携を取りながら支援する。昨年から佐久と小諸で観光プロジェクトを立ち上げて、周遊バスなどを走らせたり、最近人気のワインなどのコンテンツを生かそうとしている。

Q.大型店舗の占有率が9割を超える、、、中小の商店、後継者を含め、現状は?
A.今もどんどん集約されていると考える。特に後継者不足は深刻。しかし商店街ではそれぞれで活性化を図っている。高校生と一緒に盛り上げるイベントをやったり。
後継者対策は、自分のお子さんがつぐのは難しいが、移住された方などは多く、空き店舗を活用しての新たな店舗は増加傾向でもある。

Q.管内企業のどのくらいが工業技術総合センターを利用しているか?
A.分からない。
O.ぜひ、活用するよう促して欲しい。

Q.佐久の鯉の産業の現状は?
A.食用の鯉。伝統食としてやっていく。伝統ある食文化を大切にしていく。

といったやり取りがありました。

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四か所目、本日最後の調査先は、
ミネベアミツミ軽井沢工場 さん

多様なポートフォリオを持つオンリーワン「相合」精密部品メーカー

三つの理由は、上記にある
・相合による新製品開発力の向上
・優秀な人材の獲得
・地域貢献

地域貢献としての小中学生に見てもらうというショールームは、、、
大人が見ても楽しいものでした!
(取引先の商品などもあるので、写真撮影はNGなので、パンフレットから)

これ以外にも、AIBOや飛行機の模型、スケボーの性能比較など、展示物多数!

例えばAIBOには、17個のモーターがあって、それぞれ2ずつのボールベアリングが付いていて、計34個のボールベアリングが使われているそうです。
基本的にこれらは見えないところについているので、展示では見える化がされています。

子どもたちは、楽しく見学しているようです。

本社工場の最上階からは、浅間山や八ヶ岳などが一望できました。

県の事業として、効果がしっかりと発揮されるよう、各地域振興局の働きは重要である、、、そんなことを強く感じた一日でした。

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