県予算勉強会③

県の予算勉強会の三日目。

本日は林務部から。

イメージ的に、里に近い所の整備は、森林づくり県民税。
ちょっと手を入れ難いところは、森林環境譲与税、、、といったイメージとのこと。
森林づくり県民税の用途(令和5年)

・鳥獣対策として、シカの捕獲、昨年は32000頭
年間40000頭捕獲すると、生息数を抑えられる、、、とのこと

・木質バイオマス:燃やすために伐採をするのではない。まずはその地域の森林資源がどのくらいあり、どのくらい安定的に供給できるかを明確に。

などの話。

続いて建設部

・建築人材の担い手育成、、、令和元年から行っているが、高校8校の内、土木建築系280人のうち150人が就職。その内100人は土木建築系に就職している。

などの話。

教育委員会

・一斉一律の授業から個別最適な学びへ
・不登校の子の出席扱いは、校長裁量
・ガイドラインがあれば、、、とも考えるが、そこに達しないとダメ、、、というので良いのか?という懸念もある
・教員の働き方改革、教師自身のウェルビーイングも目指したい。

企業局

・木祖村では独自の水力発電所建設(村独自の開発希望に対し地点選定から事業性評価までを県で支援)

警察本部

・昨年、特殊詐欺は43件増の198件。AIを活用したNTTのアダプターをモニタリングしている。
・全交番にネットワークカメラを設置し、交番不在時も署で対応可能にする。
・詐欺グループから名簿を押収したら、多くの名簿があったので、ここには直接あたっている。

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説明を受けて、質問などもかなり出ていました。
(ここにアップしたのは、ごく一部)

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夕方、とある方と懇談。

・学生の皆さんにとって、働くことイメージが綺麗すぎるのでは
・働くことの意義とは?
・本人の希望しない労働移動はダメだが、失業なき労働移動は必要とも考える
・コロナ禍で在職者の出向などを上手くした企業はある(労使ともにWINWIN)
・セカンドチャレンジ、、、非正規といったイメージは良くない
・高校の進路指導、目標が無ければ大学へ、、、ではなく、社会へ、、、では。
・25歳以上の大学・専門学校等への進学率は日本は低い(特に大学)。
・良いものをより安く、、、という30年だった
・外国人を安く使う、非正規を安く使う、、、など
・今も。。。
・慢性デフレ
・政府や県は、政策施策で価格転嫁を

・多様性を求めるのに、何らかのモデルを求める日本人
・そこから外れていると叩かれる
・最近のマスコミは、見出しを決めてから取材に来る
・諸外国から「日本は賃金が安い国」というイメージが付いてしまった。

面白い話がたくさんありました。
物価が上がる中で、どう賃金を上昇させるのか、、、
中小企業は厳しいですが、政治がどう方向づけするのか。。。
実質賃金が上がることを期待します。

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