平田オリザ氏講演

伊那北高等学校創立100周年記念講演会が行われ、PTA副会長として生徒の皆さんらと一緒に拝聴させて頂きました。

昨年8月、松川町で行われた伊那谷deキャリア教育研修会に続き、お話を聞くのは二回目でしたが、今回は生徒に向けての話も多く、気付き多き講演でした。

・大学へ行く良い点、、、変な教授がいる
・文化の違いによって、同じ場面でも感じることが異なる
ex.電車の中などで知らない人に話しかけるか否か?
○相手に敵意がないことを確認するために早めに声をかける(確認しないとストレス)
○知らない人に声をかけることにストレスを感じる
⇒こういったことは、文化で良し悪しではない
・外国の方だけでなく、日本人も多様化している中で日本人的な「察してよ」は通じないこともある
・グローバル!と言っても、アメリカ人的な視点
・民族の文化の違いを前提に
・自分の国の文化を押し付けない、、、これが異文化コミュニケーション
・普遍的なコミュニケーション能力などない
・相手の文化への理解
・これまでの国語の教科書では、「この作者の言いたいことは?」と問われるが、その背景などが細かく分かると変わることもある
・違いを楽しめるようになって欲しい
・コンテクストの違い、相手が分かっているつもり、、、というところに落とし穴がある
・子どもが「今日宿題をやっていかなけど、先生に怒られなかったよ」と嬉しいそうに走って帰ってきた。
・・・に対して、どう答えるか?
A.そう、怒られなくて良かったね。でも、次は宿題をちゃんとやろうね。(これは模範解答)
「どうして宿題をやらなかったの!!」と言ってはダメ。
良いコミュニケーションは、子どもの感情を受け止めて、返してあげること。
・シンパシーからエンパシーへ
・同情から共感へ
・誰が
・学力の3要素【主体性・多様性・協働性、思考力・判断力・表現力、知識技能】
⇒これからの時代に必要な能力を
・先進的な大学は既にそういった試験、カリキュラムに取り入れている

・・・といった話がありました。
また、生徒からの質問から

Q.問いを見つける能力が重要視される、が、こういう質問を考えるのが苦手。「受験に受かるか?」と聞くのではなく、本質的な質問ができるようになりたい。
A.一番は好奇心。人間だけが大人になっても好奇心がある。チンパンジーは子どもの頃だけ。好奇心を持ったチンパンジーがジャングルから出で人間になった。皆さんはここで好奇心を持たなければ猿に戻ってしまう。
大人は落としどころを考えてしまうが。。。「何で?」とか「言っていることはホント?」など強い好奇心を持って高校生活を送って欲しい。

高校生にとっても、我々にとっても、何に気が付いたか、、、大切ですね。そして、、、考え方などに活かしていきたい、、、と思いました。

講演後、著書にサインを頂きました。

・・・

今日は冬型、、、とのことでちょっと冷えたので、久々に薪ストーブに火を入れました。今シーズンは、これで最後かな。。。

昨年は4月下旬に冷え込む日があり、遅霜がリンゴなどの果樹に大きな被害がでました。今年は、被害がないことを祈ります。

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