会派調査01 新産業開発

お昼から県議会の会派新政策議員団で現地調査。
本日は、

  1. オヒサマの森(宮田村)
  2. 宮田村の移住施策
  3. わらむ(わら細工製造:飯島町)

の調査。

  • オヒサマの森

・小規模多機能型居宅介護サテライト(地域密着型サービス)
・有料老人ホーム
・接骨院、カフェ、コインランドリー、配食・弁当、公衆トイレ、、、など

・自分が歳をとった時に生活をするとしたら?
・以前のスーパーの建物をリノベーション、、、費用について
・複数の補助金を役場職員が上手く提案してくれた
・町の中に拠点があるべき
・政府の都市型モデルとして、都会は高齢者の集合住宅などをどんどん建てている
→が、、、同じような年の高齢者の集まる街で大丈夫か?
→田舎は特に困るだろう
・地方は地方のやり方を
→長野モデルを創る必要がある
・行政にやって貰いたいが、できないから自分たちで
・福祉施策、、、長野県は融通が利く県
→現場の解釈など事業者に寄り添っている
・ここでは、通所、デイ、宿泊、、、同じスタッフが対応するので安心感がある
・外国人のスタッフは意識が違う!
・施設利用者でも、動ける人には働いて貰う
・宮田村は、災害時に福祉避難所として誰がどの施設に入るか、事前に決めている

・・・先月、委員会でも視察に来ましたが、会派のメンバーからリクエストがあり再び訪問。
前回と少し違った視点で話を聞かせて頂きました。

  • 宮田村の移住施策

・宝島社の住みたい田舎ランキングで、村の部1位
・今は、関係人口を増やす取組に力を入れている
・田舎暮らしに何を望んでいるか?
・自然の中で暮らす、、、にも温度差がある
・北信のほうに住んで、雪が多くて宮田村へ移住し直す人も
・働く場所も一緒に提案している
・無印良品さんなど、全国区の知名度の企業とのコラボなども

 

  • わらむ(わら細工製造:飯島町)

・わら細工、6年前に400個だったが、今は50種類50万個制作
・春日大社など世界遺産のしめ縄など
・大相撲の土俵も
・米を売って、わらも売る
・わらのブランド化
・勝ちわら、、、縁起がいい
・6年前から二期作をしている
・耕作放棄地の解消
・今は三毛作(米、そば、麦)にもチャレンジしている
・しめ縄などわら細工は500億円産業
・われらの学校、家から出れない方に6年前から就労支援
・技術を身に付けて欲しい
・活躍できる場となる
・われらの学校、職業訓練校として
→しかし、、、指導する者の報酬がない、、、ので、行政の支援が欲しい
・引きこもりの子、外へ出る機会、社会と関わる機会がないまま大人になってしまう
→何とかしたい
・これまで10人の子に指導し、3人が職人となっている
・月に20万円を稼ぐ人もいる
・わらを乾燥したり、設備費がかかる

・・・・・・

引きこもりの子への支援、耕作放棄地の解消といった社会課題の解決、
また、わら細工という伝統工芸品の継承、、、
大きな意味のある事業であります。

行政の支援を期待しているわけではありませんが、
稼ぎにならないけど必要な事業(ひきこもり支援)には、
何らかの援助があっても良いのでは?
と思います。

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夜は、中川村商工会新産業開発委員会にゲスト参加。

中川村商工会には、
「新産業開発」
なんて魅力的な名称の委員会がある、、、と聞き、
お邪魔させて頂いた次第。

この委員会は、
中川村は農業がメイン産業ということで、
農業を核として村を盛り上げたい!

ということで、事業を計画中。

目的は、
都会のどこかで村や出展者、商工会をPRする、、、という事業。
農産物の販売だけでなく、
村内のツアーや毎月送る産品(サブスク?)の販売、
コラボ商品の開発、、、など、
幾つかのアイディアが出ていました。

農産物を都会で売る場合、
・目的は?(利益?知名度アップ?来村?、、、など)
・誰が売るのか?(生産者が来るのか?ボランティアで他の人が行くのか?)
・どこで売るのか?(元々の知名度(信頼度)の有無で大きくことなる)
・いつ売るのか?(多くの人が集まる時に)
・・・などを明確にし、魅力的な商品開発(コラボやサブスクなど)を進める必要があるな、、、と。

あちこちの事例にアンテナを立てつつ、一緒に考えていきたいと思います。

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