(写真は親子傍聴室)
お昼に集合し、埼玉県議会さんへ。
埼玉県議会の開かれた議会の取組
- 特別委員会のライブ配信と字幕
- 本会議の傍聴席ディスプレイへの字幕
- 親子傍聴室の設置
など(長野県議会がやっていない部分)を調査。
・本会議のライブ中継はもともと行っている
・ライブ中継の字幕付与業務委託費は、月に38500円
・手話対応が難しい聴覚障がい者への情報提供はもちろん、数字の確認にもなるので字幕は好評
・事前に氏名や地区名を登録するなどして誤変換の削減をしている
・傍聴席ディスプレイへの字幕は、事前に申し込みがあれば委員会でも対応している
・ただし、台数に限りがあるので一度にすべての委員会の対応はできない(4台)
・これまで、委員会への申し込みはない
・既存の施設を使っているので、完全防音ではなく、赤ちゃんの泣き声は少し漏れ聞こえる
・議場の昇降式演台は、演台をバリアフリー化することで設置
・一般質問は、一問一答(質問者席使用)と一括質疑(壇上)を選べる
Q.ライブ配信するのは予算特別委員会だけ、、、とのことだが?
A.現時点で県民からの要望もなく、他委員会の予定はない
Q.ライブ配信と傍聴席への字幕を別々にしているのは非効率では?
A.傍聴席への字幕は、ネット経由だと数十秒のタイムラグがあるので、適さない
Q.議員の執務スペースはどうなっているか?
A.それぞれの会派の控室に一人ずつの机椅子がある。個室はない
Q.ネットのアクセス数について
A.字幕を行うようにして、今は増えてはいない。予算特別委員会が行われる2月定例会が最もアクセス数が多い
Q.傍聴者は?
A.昨年は2134人が来られたが、その内1600人ほどは一般質問を行う議員の支援者と思われる
Q.不規則発言などがあってもそのまま配信。が、アーカイブ配信時は、答弁の修正などがあれば対応している
・・・・・
一時間ほどの説明・質疑、、、その後、一時間以上をかけて、本会議場などの議会関係のスペースを隈なく視察。
傍聴席の下には、ヘルメットなどの防災用品が置かれる
(議員席、記者席も)
議会図書館に自習部屋?(議員閲覧室)や自習机?などがあるのはビックリ。
学生に開放すれば使ってくれて議会に関心持ってくれる?、、、とか思ったり。
自民県議団さんの控室を見させて頂きましたが、
巨大な事務所!といった感じで机が規則正しく並んでいました。
(こちらはプライバシーもあるので写真なし)
県の大きな地図が掲示され、
選挙区ごとに議員の顔写真が貼ってあるのは、
地区や位置を含め、とても分かり易い
ボタンを押すと、光る!
AIなどはやはり進化していて、
ライブ中継の字幕表示は安価(38500円/月)のようですし、
導入すべき!と感じました。
あと、個人的には、
一般質問の一問一答対応は、進めるべき、、、と思っています。
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