二日続けて南箕輪村からのスタート。
大清水川治水砂防促進同盟会の現地調査に参加。
今年は三か所の現地調査。
上流、中流、下流と、河川の形状が大きく異なる河川。
上流より下流のほうが河川断面が小さい、、、という箇所がある河川です。
上記の三つの写真は、上から川の流れの通り。
(一番下の写真は、水路を越水し、際が洗われている様子が分かります)
河川内の除草・木や大雨による河川沿いの法面の崩壊対応、河川の拡幅などが要望の内容。
崩壊した法面は、水路から越水して起きた状況として、このままだコンクリートの河川がズレたり、最悪崩落する、、、そんな危険も感じました。
早期の対応が必要です。
続いて神子柴公民館で行われた総会では、昨年度の事業報告や決算認定、役員選出、本年度の事業計画、予算について審議され、要望書が提出されました。
で、伊那建設事務所より事業説明。
昨年から着手された一般県道南箕輪沢渡線と大清水川の交差部について。
・道路については、本年から1億円という予算がつき、用地買収など進めている
・河川については、来年度から国の補助事業が利用できるよう準備をしている
との話がありました。
特に渡河部については、狭い河川形状となっています。
事業は進む見込みですので、地権者のご協力の下、スムーズに進展することを祈念するばかりです。
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長野県河川協会、長野県治水砂防協会の総会出席のため、一路長野市へ。
13:00~河川協会の第83回の通常総会
功労者表彰、昨年の報告・本年の計画などの承認後、建設部河川課長より県の河川事業について説明
特に
・令和元年東日本台風災害(完了率:96.7%、県、市町村の工事分は本年度中に完了予定)
・令和2年7月豪雨災害(完了率:92.6%)
・令和3年8月・9月大雨災害(完了率:9.3%)
について、災害復旧事業の進捗状況の説明がありました。
また、本年のこれまでの発生災害の状況について、流域治水の取組みについて、、、話がありました。
15:15~は、治水砂防協会の第84回通常総会。
功労者表彰、昨年の報告・本年の計画などの承認後、二つの砂防講演会
国交省 水管理・国土保全局 砂防部 保全課 砂防施設評価分析官の田中氏より
「いのち」と「くらし」を守る砂防
一般社団法人 全国治水砂防協会 理事長 大野氏
土砂災害と砂防
・・・総会の報告や講演会など、短時間でしたがとても勉強になりましたが、、、個人的に一番興味を引いたのが、来賓祝辞。
自民党からは1名、立憲民主党からは4名、県関係の国会議員の先生方が出席され、祝辞を述べられていましたが、、、立憲民主党の中には、河川事業や治水砂防事業にあまり前向きでない方もいるようで、「そういった視点!?」と興味深く拝聴させて頂きました。
上記の事例写真にもあるように、激甚化する災害に対し、どう対応するか。
地域の安心安全のために、必要な対策を講じる必要がある、、、と考えました。
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夜、同会派の川上議員と意見交換。
最近感じていることなどを話しながら、意見も頂く。
結構な議論にもなりましたが、こういった忌憚のない意見交換は、
自分の考えを言葉にするという意味もあり、頭の中の整理にもなりました。
ありがたいことです。
が、、、明日、早い時間に予定ができ、早朝帰らなければ、、、となりました。😢
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