現地調査 県民文化健康福祉委員会 R07 一回目一日目

昨夜の内に議員会館へ来ていました。
県議会議員7年目ですがたぶん初めて、電車で。
約3時間。
やはり時間はかかりますが、スマホであれこれ読んだり、、、
たまには良いかもと。

議員会館へ集合し、長野保健福祉事務所へ。

所属する県民文化健康福祉委員会の現地調査一回目の一日目。

①長野地域振興局
②中央児童相談所
③長野保健福祉事務所

より、概況説明を受け、質疑。
僕は委員長として司会進行。

・児相の職員数増による経験不足への対応
・介護現場の人手不足
・人生100年時代に向けて老人クラブ
・生活保護について
・虐待、DV、、、手を出していなくても暴言でも
・こどもカフェなど物価高の影響は深刻

移動して

④ファミリーホーム 釜田学生館 さん

・様々な理由で実の親と暮らせない子を受け入れる
・新生児から受け入れる
・数年前までファミリーホームの補助者は、里親研修を受けることができなかった
・第三者評価を受けるなど施設として認められるように
・個々の特性に合わせた養育
・年に一度は、学校・児相・ホームの三者で懇談
・ホームを出る18歳までに自立をと考えるが
・今年から、里親から離れても延長で関われるようになった
・補助金が日割りでないので運営が厳しい

⑤特定医療法人財団 大西会 千曲中央病院 さん

・公立病院のない千曲市では地域の病院といった意識で地域医療に尽力してきた
・10月から特定医療法人から社会医療法人に変わり、より公益的な医療サービスを安定提供できるようにしたい
・来年創設80年
・千曲坂城地域で唯一の二次救急指定病院
・誤嚥性肺炎など二次救急が増えている
・高齢者の救急は、全国でも課題になるだろう
・院内託児室は、15名の定員一杯
→エッセンシャルワーカーには早期に職場復帰をお願いしたいので、配慮を
・全国の69%の病院が赤字
・看護師などの初任給を上げたいが、、、看護師の資格があっても給与の良い一般企業を選ぶ人もいる
・診療報酬の見直しを。。。
・介護人材の不足は言われているが、看護助手などが特に厳しい
・外国人材の受け入れも
・地域の病院をどうやって閉鎖すれば、地域に迷惑をかけないか、、、それほど切迫
・どんな医療を受けていたか、薬を飲んでいたか、、、データ管理を
→行政で環境整備を
・地域があっての病院であり、病院があっての地域ではない
・反面、病院は、より広域性が高い、、、ということを市や市民の皆さんに分かって貰いたい

⑥NPO法人 子どもサポートチームすわ さん

・小学生から中学、高校生まで通う子がいる
・表現活動に力をいれている
・昨年、県のフリースクール認証制度が始まり、経営的にも助かるが
・県に(公に)認められた、
・不登校も生き方として認められた、、、と感じて嬉しかった
・それでも、利用料を30000円/月貰っているので、収入が少ない家庭には厳しい
・義務教育は無償なのに、、、まだ差はある
・しかし、学校や教育委員会との連携は密になってきている
・不登校の子も大学へ行くし、社会人にもなる
・学校へ行っている子、、、登校・不登校で差別が無いようにしたい
・ここにフリースクールがあっても知らない地域の人もいる
・興味を起点に学ぶ
・体験をして貰いたい、、、こういうことで算数を学ぶ、理科を学ぶ、、、と
・新しい学びのスタイル
・子どもたちはフリースクールに来ると元気になる
・学校へ行かないという選択がある
・知事が代わっても認証制度は継続して欲しい
・文科省でも考えて欲しい

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それぞれから様々なお話を頂きました。
虐待、里親、病院、フリースクール、、、
どこも大切な現場。

で、、、もっとできることがあるし、やらなければいけないこともある。。。
行政も分かっているけどなかなか大胆に進めることができない。

しかし、、、福祉や医療の現場で働く人たちは、志が高い!ですね。

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