山の遊び舎 県道諏訪辰野線(諏訪湖SAスマートインター付近)

長野県自然保育議連のメンバーで
伊那市にある山の遊び舎はらぺこさんへ。

園長先生から、行っている保育、こども広場事業などの説明を受け、
子どもたちと散歩。
山の中を歩くだけですが、子どもたちの発見の多さにビックリ。
植物を好きな子に草などの名前を教えて貰ったり、
虫を取るのに一生懸命な子が足を踏み外さないかヒヤヒヤ見守ったり、
子どもたち自身の力を目の当たりにしました。

園舎から少し上ったところにこんな景観のところがありました。
帰って、昼食を頂く。

なるべく良いものを、、、ということで、自分たち(+親)で作った野菜や
低農薬のお米などを。

その後、2歳児さんがお昼寝をする、、、ということで、外で園長先生と意見交換。

子どもたちに寄り添った自然の中での保育、改めての発見をさせて頂きました。
頂いたお話の中から、、、

・子どもたちと混ざり合って保護者も含めてみんなで
・保護者も入ることで体験できる
・子どもたちができることを知ることができる
・親と子の距離感が上手い具合になる
・「暮らし」を真ん中に
・ヤヤコシイことではなく、子どもと自然とのかかわり方
・自然保育、何をやったら分からない
→ではなく、何をやろうか?と考えることが面白い
・子ども一人ひとりが違うから、その場、その時に一緒にやる、、、それが豊かさ
・保護者の負担を減らして関わりを増やしている
・不確かなことの連続、それを大人が見守ったり、支えたり、体験したり
・それが面白く、園全体で共有したいこと
・偶発的なものに出会う豊かさ、何物にも代えがたい
→遊戯室では体験できない
・「ウチの園の周りには自然がない」という人もいるが、そういうことではない
・自然保育のキャリアアップ研修をやりたいが、県で却下された
・幼少期にどういった教育が必要か、いろいろな研修を行っても教員は来ない
・特性がある子、一か所に集めるのではなく、一緒に学び合うことが大切
→インクルーシブ、混ざり合う
・幼保小中の連携、各市町村で行っているが、一人ひとりの特性について話をしているか

といった話が特に残っています。

個別最適な学び、、、県が掲げる学びですが、
自然の中でそれぞれのペースで歩んでいる子どもたちを見て、
豊かな時間があり、一人ひとりに寄り添っている、、、
体現していると感じました。

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終了後、残ったメンバーで意見交換をし、岡谷市へ。

県道諏訪辰野線ですが、今夏開通する諏訪SAのスマートインター付近の要望箇所など。

有賀峠を通って、辰野からは利便性が高まるスマートインター。
ゆくゆくは諏訪の町まで降りなくてインターを使えるようになる、、、
ということで、諏訪の渋滞緩和にもつながることが期待されます。

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