長野県をそば県にする議員の会
の総会は安曇野市にて。
こんな日程。
意見交換では、
今後の取組について無茶県議からとある提案。
77市町村で盛り上げていきます!
わさびについては、
・本わさびといった練りわさびは、茎や上の部分が多い
⇒「イモ」の部分を大きく育てるのが難しい、2年ぐらいかかる
・課題は、長野は200年ぐらい前から栽培が始まり、そのままの畑を使っているが、、、新たな畑がなかなかできない(新規参入が難しい)
・頑張らなくても売れてしまうが、増やすなどできない
・わさびには様々な品種がある
・寿司に好まれるわさびは、粘りがあるもの
・加工品に使うわさびは、ただ大きくなる品種でよかったが、味は苦かった(から砂糖を入れた)
・3年ぐらいかけて育つ品種は粘り気がある
そばについては、
・観光客の「信州そばにがっかり」といったアンケート結果
⇒観光に来たらその地の食を食べたいが、これではリピーターにならない
・2007年ごろの食品偽装事件、信州そばのほとんどが信州のそばでなかった
・なので、行政で「信州そば」の定義をつくると、ほとんどの店が立ち行かなくなる
・だから、自分たちで「そば切の会」を設立した
・信州のそばは、米のとれない土地で、そばを植えるしかなかった
・生きていくための農業であり、先人たちはそばで命をつないできた
・こういった意識や知識を持ち、感謝しなければいけない
・外国産のそばだろうが、「信州そば」と謳えば売れる、、、がそうではなく
・本物のそばを食べたかったら、信州へ、、、となるようにしたい
・「本当に美味しくなかったらリピートはない」
・ヒスイソバができてから10数年たつが、「長野県と言えばヒスイソバ」という人はいない
・「美味しいそばの研究開発を」
・福井県、茨城県などは、官民での連携が取れている
・信州はダメ、、、歴史と伝統に胡坐をかいている。
といった話。
・・・・・・
ランチはそばの創作料理を頂きながら、意見交換。
そばのポタージュからはじまり、サラダ、メイン、ジェラートまで、、、全てにそばを使用!
で、、、美味い!
意見交換も盛り上がり、あわてて大王わさび農場さんへ。
・15ha
・2m掘り下げて畑を開墾
・30万株を栽培
・葉から根まですべて使う
・今は、6月に種をとり、育苗を始めた
(苗を育てる人が減っている)
・毎日収穫している
・毎日15人ぐらいで作業している
・湧き水は通年で13~15℃
・一番ながい畑は1㎞ぐらいある
・アブラムシや蝶(蛾)が害虫
・わさびは陽に弱い
・ので、シートをかけたりする
・夏はほとんど全面シート
・なので、今の時期が一番期待通りの風景
(シートが一杯に張られている風景もそれはそれでよい、、、とのこと)
・収量が全国的に足りない
・山地は長野と静岡だが、静岡が台風の被害でやめてしまう人があり
・水位が下がっている
などの話を伺い、現地を説明頂きました。
そばもわさびも、
既に信州長野の文化であり、
伝統であり、
しっかりと残さなければいけない大切なものである、、、
痛感した次第。
「そば県」宣言、、、
しても良いと思うんですがね。。。
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