R07.02 定例会 委員会審査②

10時から団会議を行い、
10時半から二日目の委員会審査。

昨日に引き続き、教育委員会関係について。
西沢委員、山口委員、川上委員が質問。

Q.小中学校の教員の非違行為の処分は?
A.人事権は県教委だが、服務監督権は市町村教委

Q.高校入試、本年度から試験方法が変わったが?
A.学力の三要素を多面的に評価できるようにした。紙上面接など特に大きな混乱の声はない。

Q.私学の無償化が決まったが影響はあるか?
A.倍率などの分析はできていない。

Q.昨年は、出生数は10709人だったが、高校再編はこのままか?
A.第二期高校再編は、現在の78校を64校にする。2030年の中学卒業人数は16597人、2040年が10709人。10年で6000人減少。第二期再編はこのまま進める(2030年まで)が、その後、第三期再編の検討を始めなければいけない。

Q.多部制、特に後期で受験希望が少ないが、長野東(スーパーフレックス)は大丈夫か?
A.松本筑摩など少ないところもあるが、他県を見ると、「不登校気味の子もしっかり受け入れる」と明確にしている学校などは、定数オーバーのところもある。

Q.教育現場のデジタル化は?
A.これまで入学申請など押印を求めていたが、長野電子サービスなどで順次電子化する。高校入試は、外部委託をして出願を電子決済にする。業者によってできること、できないことがあるので、これからプロポ―ザルを行う。

Q.子どもたちの貧困、知事部局とも連携を密にして支援をして欲しい。
A.市町村の修学援助、昔は地域の民生児童委員さんが地域のご家庭を把握してくれていたが、今は学校がどう把握するのか難しくなっている。

Q.修学旅行などの積み立て、下條村は26000円、伊那市15000円、長野市は7000円。ばらつきが大きい。
Q.学校徴収金以外でもカバンなど入学準備で80000円ぐらいかかるといった話もある。
Q.高校で使うタブレットも支給すべきでは?
Q.給食費の無償化について。
A.BYODだが、タブレットの無償貸与は、昨年9月の段階で2383台(総数の約半数)を貸し出している。
A.給食費、長野県は自校方式の給食も多く、一律、、、というのは難しいと考える。学校の独自性や工夫がやり辛くなるのでは?とも考える。

Q.新校だけでなく、既存の高校の修繕などは?
A.断熱解消、省エネ、空き教室を利用した中での小教室、など高機能化多機能化、令和5年で5校、令和6年度に3校、令和7年度は9校で設計する予定。

Q.トイレの改修は次年度はいくつか?
A.トイレの要望は多い。洋式化、令和7年度は83部屋を予定。これで61.9%になる予定。

Q.教員の働き方改革、調査や報告書の削減・簡略化は?
A.約100件の調査・報告、、、廃止や見直しで58件となっている

Q.学校における自殺対策について
A.要因は複合的、心の健康が悪化して。SNSの重大事案も増えている。SNSの被害は、小学生1件、中学生8件、高校生12件。SNSの事案について、報告数が減少している、、、認知できていないのでは?と危惧している。若年層を孤立させない取組必要。24時間つながる、LINE相談も増やす。

などの話がありました。

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