意識の変容を

1929年の世界恐慌(大不況)のあと、農村というコミニティが崩壊していく中で、安定した暮らしをこの地で実現しようと興されたK社さんを訪問させて頂き、M会長さんと懇談をさせて頂きました。

企業理念について
伊那谷財団について
郷土愛プロジェクトについて
行政の事業の結果・評価について
高校再編について

多くのお話、時間を頂きました。
以下、備忘録のメモ

・地球環境を征服しつづける思想を求めた人間にももはや制御不能となり、臨界点に達している
・生命の惑星地球と共に生きる思想、意識の変容を図らなければいけない
・拡大→循環(もったいない)
・無限→有限(足るを知る)
・征服→調和(お天道さま)
・利便性→豊かさ(おかげさま)
・地球あっての人類、人あっての経営
・誰のための会社か
・感謝の気持ちを伝える
・「恵み」と「実り」を常に意識
・恵み:大自然、人類の文明、風土、御縁
・実り:ものづくり、健康、挨拶、雇用

・豊かな風土で育まれてきた文化、日本人のこころの原風景
・受け継ぐべき価値は何か
・変えるべき価値は何か
・地域社会に小さなモデルを作って実践
・より実効性がある仕組みに昇華
・その核となる人々が繋がり
・次世代を担う人材育成という視座をより明確にする
→伊那谷を一つの系としてとらえる、地域経営という視点が必須
→有限、循環の意識を高め、調和の時代のモデルづくりを推進し、豊かな伊那谷の未来を継承してゆける仕組みと人材育成に取り組むことを目的として、一般財団法人伊那谷財団を新たにスタート

・人生観、宗教的に感じられるものもあるが、日本人として当たり前な感覚
・お年取り年明け、一年過ごすことが出来た感謝。家族で話をして年神様を迎える。
→日本人は天地大自然に活かされているという素朴な感覚
・一年を通じて行事がたくさんある
→日常の素朴な信仰心
・祖先から命をつないでいく
・企業も生かされている

・守るべき日本の文化
・宗教との付き合い方
→信仰心、幅の広い民族

・改善活動
・まず廃棄物を減らす取組みで効果が出た
・森林、、、60年前に祖先が植えてくれた【目的があった】
→循環でやってみる
・革新系の方のほうが関心を持ってくれる
→イデオロギーは関係ない、日本人の価値観

・県や行政
→言いっぱなし、やりっぱなし
・目的に対して
→予算の時だけの確認ではなく、都度都度
・価値が上がっているのか?のチェックを
・5年の計画を立てる
→目的に対しての振り返りと評価ができているか?
→参加人数などではなく、目的に対しての成果
→参加者のアンケートなどの感想、評価、参加させた団体の長の評価
→PDCAになっていない!
・また、4年もたてば情勢も世の中の評価も変わっている

・生産性が最も低いのは公共の部分
・5年計画、行政は異動で責任者が変わる
・引継ぎはあるだろうが、、、疑問を持つことがある
・目的に対する考え方
→民間企業に職員を派遣していると聞くが、活きていない

・様々な職種、立場の当事者を増やす
・その人たちが自分たちで次の人材育成をする
・お祭などもそうだが、何のためか?などを語る人がいないと
→伝えるべきこと、メッセージがある
→そもそもの目的を明確に!

・学力だけでは生きていけない
・学力を活かすための力が必要
・人間力、、、学校の先生は教えるのが苦手だが
→親がやらなければいけないことを学校に求める・・・
・子どもたちが特徴で高校を選べるように
・生産は消費を意識したものでなければいけない
→高校の学びも、意識すべき

・・・・・

といった話を頂き、意見交換をさせて頂きました。
地域のリーダーとして活躍されている方の言葉。
沢山のご示唆を頂きましたが、共感する内容ばかりでとても楽しい時間でした。
気付いたらお昼を過ぎていました。
長時間ありがとうございました。

・・・・・・

その後、塩尻市にある中南信運転免許センターへ。
自動車免許の更新。
今まで駒ヶ根警察署で更新していましたが、県施設ということで体験したい、、、とも思い行ってみました。
初めてでしたが、流れに沿っての手続きはとてもスムーズでした。
13時受付で15時前には終了。

松本市にある長野県サッカー協会の事務所へ寄り、その後県庁へ。

一般質問の準備、、、思ったより進まず、、、です。

コメント