県と県教委は、不登校児童生徒への支援の基本的な理念や多様な学びの機会を保障する仕組みの事例等をまとめたガイドブックを作成し、本日公開しました。
R04.04.08「はばたき」~不登校児童生徒の学びのサポートガイド~(Vol.1)
支援の基本的な理念は、
全ての子どもたちが「自分らしく学び、自分らしく生きる」ことができるように・・・
とのこと。
・いろいろな居場所
・あなたのペースで
・やってみたいことを
・辛い時は休んでいいよ
「不登校は問題行動ではない」という認識に立ち、全ての子どもたちが自分らしく学び、
自分らしく生きていくことができるよう、子どもたちの視点に立った支援をしていきます。
特に、不登校の子どもたちを支援するため、全ての大人(家庭、学校、地域、民間施設
など)が共働して、学校内外に関わらず、多様な学びの機会を保障していきます。
としています。
事例としては
- 不登校支援コーディネーターとスクールソーシャルワーカー(SSW)との連携
- フリースクール等民間施設と連携した支援体制の構築
- 地域資源を活用した多様な学びの仕組みづくり
- 不登校の子どもの状況やニーズに応じた学びの環境づくり
とまとめられ、その他にも
- 3日間欠席が続いた段階で早期対応・早期支援に取り組んだA小学校
- 校内設置の学習室(「教室」と「相談室」の中間の位置づけ)を活用して支援したB中学校
- スクールカウンセラー、スクールソーシャルワーカー等と連携支援した C 高校
- 新たな居場所(校内フリースクールF組)を用意して支援した D 中学校
- 地域資源等(NPOや大学生との交流など)を活用した支援に取り組む E 市
といった事例も紹介。
基本理念「自分らしく学び、自分らしく生きる」ことができるよう、様々な取り組みが普通に行われるようになると良いな、、、と思います。
・・・しかし、こういった事例を目にすると、行っている学校や市町村と行っていない学校や市町村で大きな差がある、、、と感じます。
昨今、様々な子育て支援策がありますが、こういった点にも、注目されるようにしたいです。
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