R04.01臨時議会

令和4年1月県議会臨時会が行われました。

令和4年度当初予算との一体的な編成ということで、15か月予算と位置付けた予算案
885億5,932万5千円(一般会計)
について。

知事からの議案説明では
・脱炭素社会の構築、子ども・子育て支援、学びの県づくりを切れ目なく取り組むことを目的

最も優先すべきは新型コロナウイルス感染症との闘い
・昨日公表分までの1週間当たりの新規陽性者数892名は、過去最多
・確保病床使用率25%に近づいたことから医療警報発出
・県民の皆様には
【改めて原点に立ち返って基本的な感染防止対策の徹底】
【人と会う機会をできるだけ減らす】
【体調に異変を感じた場合には外出を控えて速やかに医療機関に相談して】
などを要請

・陽性者早期補足のための積極的な検査・調査の実施
・ワクチンの追加接種のできる限りの前倒し
・ワクチンの個別接種を実施する病院や診療所に対する協力金と支給経費
・「信州の安心なお店」に対する感染防止のための資器材の配布
・県立学校における保健衛生用品の購入等
・申請期間が延長された生活福祉資金の特例貸付や再受給が可能となった生活困窮者自立支援金の支給
・コロナ禍で厳しい状況に置かれている事業者を支援
・アフターコロナに向けた前向きな取り組みを応援
・県産品ECサイト送料無料キャンペーン応援事業の追加実施
・SDGsを学ぶ体験型修学旅行の誘致促進
・県内でのバリューチェーン構築のための中核企業と中小企業等とが連携して行う製品開発への支援
・農林業の収益力向上のための機会・施設の導入支援
・挑戦する県内事業者の取組みを支援
・厳しい経営状況が続く鉄道、バス、タクシーの各事業者に対して運航継続に必要な経費を助成

災害に強い県づくりとして「国の防災、減災、国土強靭化のための5か年加速化対策」を最大限活用。
・道路等の老朽化対策、流域治水対策、治山施設整備、ため池の耐震化など
・通学路の安全対策
・県有施設や社会福祉施設の浸水対策等を推進

脱炭素社会の構築
・県庁議会棟などの県有施設における太陽光発電設備の設置や設置のための調査、設計
・「環境にやさしい農業」を普及するための有機農業の推進に取り組む市町村への支援等

子ども・子育て支援
・子どもの一時預かりなどの充実に取り組む市町村を支援するための安心子供基金の積み増し
・高額な治療費がかかる特定不妊治療への助成等
・児童養護施設等の職員の給与の引き上げ

学びの県づくり
・県立学校における校舎等の修繕やトイレの環境改善
・特別支援学校の教室増設とスクールバスの増車や更新
・県立学校の指導者用のタブレット端末と電子黒板などのICT機器の導入

今補正予算の財源は、国庫支出金592億9,279万1千円、県債259億4,900万円、その他地方交付税など33億1,753万4千円を見込む

今年度の一般会計予算は
1兆2,226億9,137万1千円
となった。

・・・

といった説明がありました。

そのご、議案質問が各会派等から行われ、委員会審査を経て、全て可決されました。

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