高校再編・整備計画 【二次】(案)住民説明会 駒ヶ根

15:00~

18:00~
の二回に出席。

これまでの説明会と同様の運びでしたが、総合学科、総合技術、中山間地存立校、多部制・単位制高校、、、について、資料を貼り付けます。

特に総合学科の説明では、
「総合学科高校は大学進学に不利などの話もあるが、普通科の科目選択では、文系ならば例えば、日本史と世界史などから選ぶ、理系ならば生物と物理などから選ぶ、、、と、決められた科目の中で教科を選択をするが、総合学科は多様な科目の中から選ぶことができる」
との説明。
先生方と相談し、希望進路に見合った選択ができる、、、とのことで、大きな不安は感じませんでした。

Q&Aの前に、良くある質問ということで、県教委でまとめてありました。

参加者は少なかったですが、質疑はいくつも出ていました。

・前回の高校再編では、校舎を建てるのに一校当たり約40億円かかった
・駅から遠い学校などもあり、バスの対応をしている学校もあるが、県としてバスを運行することは考えていない
・赤穂高校は単独での新校なので懇話会の予定はない。が、懇話会に準じた会として、同窓会、地域、PTAの方などに入って貰って検討していく。社会に開かれた学校学校なのでそういった方向。
・全ての学校をリニューアルは無理、リノベーションも検討しながら校舎、学びの空間を構築していく
・上伊那は南北に長いので、考慮して定時制高校の配置は来年3月に発表する
・具体的なこと(場所、定数、、、など)が決まらないので、住民の関心がない、、、というが、現在、懇話会などで検討して貰っている
・最終的には議会同意が必要
・子どもたちは、近くにあるからその高校へ行く、、、ではなく、「こういったことを学びたいから」この高校へ行く!となるようにしたい。
・通学の保護者負担は理解しているが、どこに住んでいるかで限られた交通手段になるのは今もある
・上伊那は新しく三校が計画されているが、何年後に同時開校、、、ということではない。早い遅いは出てくる
・赤穂が先に進むこともある
・キャリア教育、小中の連携はあっても、中高の連携はイマイチ。自分の適性を知るためにもキャリア教育を重視したい
・これまでの学校でメニューを示すのではなく、一人ひとりが自律的に考える事が重要
・高校再編のバランスは、旧学区内の場所ではなく、学校の種類(普通科高校、総合学科高校、総合技術高校、多部制単位制高校、中山間地存立校など)多様な学校があるバランスのこと
・総合技術高校は様々な学科がまとまっていることがメリット。なのでサテライト校については考えていない
・上伊那は中卒の地元進学率が県下で一番低いが、地元の子たちを地元で育てることは重要と考える
・以前は進学率がクローズアップされていたが、今はそれプラス探究する力を付けることが重要となっている
・地元で育った子が地元でも世界へ出て行っても活躍してくれれば。それを子供たちが選択できるような学びを地元と連携してやりたい
・地理的な話(学校の場所)は、懇話会で決まっていくが、遠くなる子もいれば近くなる子もいるだろう

・・・質疑などに対して、県教委は上記のように回答していました。

出席者が10名以下、、、という規模でしたが、
大人として子供たちに対して何を提供できるか、、、
それぞれ真剣に考えて質問されていたと感じます。

子供たちの多様な可能性を伸ばすことが出来る、
そんな学校をこの地域に用意できれば、、、と思います。

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