R03.07.13環境文教委員会現地調査

県議会環境文教委員会の現地調査。
中南信の予定でしたが、上伊那の感染レベルが高い時に判断せざるをえず、今回は中信のみの一日の調査日程。

午前中は諏清陵高等学校・同付属中学校へ。

・平成26年から一貫校として募集を始め、現在8年目。
・高校からの入学生徒も混ぜた学級編成をしているが、付属中学出身者と切磋琢磨することによって相乗効果的に学力が上がっている。
・中学受験、高校に魅力がないといけない
・中学からの課題研究が大きく評価され、京都大学へ進学した生徒もいる
・付属中学で不合格だった生徒の20%が、高校受験で諏訪清陵を再度受験している
・課題研究は60テーマに分かれて一人ひとりが行う。中学から6年間継続する生徒もいる。地域の方々にも支援頂いている。進路選択に影響しているだろう。
・中高一貫だが併設校なので、6年のカリキュラムを前倒しで終わらせることはできない。
・授業料の無償化対象外は約3割

諏訪市内で昼食をとり、

午後は、セイコーエプソン株式会社さんの広丘事業所へ。

エプソンさんの環境ビジョン2050など、環境に対する取り組みなどをご教授頂きました。

・創業当時から「地域の環境に負荷をかけない」としてきた
・経営理念にも「地球と友に」とある
・脱炭素、全使用電力量950Gwh全てを再生可能エネルギーで、、、は世界でも少ない
・サプライチェーン全体で「脱炭素」「資源循環」に取り組む
・大きな枠組みだけでなく、小さなサイクルでの循環型を目指す
・インクジェットプリンターは、レーザープリンターに比べて約80%消費電力が少ない
・大容量インクパックで消耗品を減らし、廃棄物を減らす
・気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)提言への賛同を表明し、有価証券報告書へも開示

その後、総合教育センター・生涯学習推進センターへ。

冒頭、大町市の皆さんから
・小中学校の再編統合に伴う教員加配について
・安曇野養護学校の分教室の設置について
それぞれ陳情書を頂きました。

支援が必要な児童生徒に対して、環境の変わる学校の統合では考慮すべきと思いますし、養護学校に通う子供たちが増えている現状の中で、広いエリアでは分教室も検討すべき、、、と感じました。

両センターの事業説明を受け調査。

2年前も文教委員会でお邪魔しましたが、今回はタブレット端末を利用したドローンの操縦を体験(プログラム操縦も)。技術の進歩と学びの対応については、しっかりと順応してもらいたいと改めて思うと共に、そういった環境を各校へどう整備すべきか、、、課題も感じました。

 

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