現状

先週末から上伊那地域の新規陽性者数がだいぶ落ち着いてきたのでは?
と思い、伊那保健事務所の所長さんにお話を伺いへ。

・今日は電話もほとんどない
・昨年4月に初めての陽性者があってから、一年間で113人だったが、先月(5月)だけで112人
・受け入れ病院は、用意していた病床以上の人数を受け入れてくれている
・今回行った飲食店関係の一斉PCR検査は、感染拡大防止のために早期に手を打つのならば、レベル5になってからではなく、レベル5になる前に行うべき
・病床が逼迫している時に、もし、多くの陽性者が判明したらどうするのか。
・重症化を防ぐことは難しいので、重症化した時の対応をスムーズにしたい
・免疫力アップでの対応は、時間がかかる
・宿泊療養所での重症化は今のところはないが、退院前にCTをとるなど丁寧な対応をして頂いている
・陽性者、感染者、発症者、それぞれイコールではないが、言葉の定義はきちんと統一されていない

などの意見交換をしました。
自分自身、市中で無制限な検査の必要性は感じていませんが、これまでの経験より、拡大となる可能性が高いようなところでは、エリアを絞って早期に一斉のPCR検査をすべき、、、と思っていました。
また、今回、五市町村の飲食店関係者約1000人に検査を行い、陽性者は0ということでした。
時短要請などが解除される際、安心して利用できる、そんな環境が整ってきたと感じます。
が、約2000万円の経費がかかったことになりますので、これが意味があったのか、どうすれば更に有意義になるのか?は検証が必要です。

意見交換であったように、レベル5になっての一斉検査ではなく、もっと早い時期に、レベル5にならないための手段とすべき!と所長と話をしていて感じました。
とは言え、強制ではない中で、それぞれのご協力がなければ意味がありません。

みんなで支え合って、協力していく、、、そんな機運を今一度盛り上げたいと感じます。

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