あずさ・かいじ

(写真は、中央東線~の同盟会総会で議会代表で挨拶する中川副議長)

午前中は、まとめたい資料や打ち合わせがあって事務作業。

予定よりもだいぶ遅れて、松本へ向かう。
岡谷JCTの工事渋滞があるだろうから、下道でゆっくり向かう予定でした。
が、下道では間に合わない感じなので、高速で。

JCTまで2㎞手前から左車線は渋滞でしたが、
ノロノロでも動きがあり、プラス10分ほどで通過でき、
無事間に合う。

中央東線高速化促進・定時性確保広域期成同盟会の総会へ顧問として出席。

つまり、あずさかいじの高速化、定時性確保を要望する会

・昨年、名称に「定時性確保」という文言を入れた
→事故などがなくても度々遅れるので、特急の意味がない。。。
・今年、3月から臨時扱いではあるが、早朝5:40甲府駅発で東京駅7:45着の便が新設された
→出勤に使える
・高速化には、複線化などの抜本的な改良が必要となるだろう
・長野県は、2027(前後を加えた3年間)、ディスティネーションキャンペーンを行う
→現在、八ヶ岳山麓の市町村では検討が始まっている
・どこでもそうだが、公共交通で移動をする際は、バスよりもまずは鉄道路線を確認する
→電車の利便性が大切

といった話が知事などの挨拶でありました。

総会では、決算、予算、事業報告、事業計画が承認され、
今回は、新しい会員として、立川市さんが入会する議案も承認されました。

遅れの原因解消として、都内の複線化は効果がある、、、とのことで、
立川市やその周辺自治体の協力は、力になる、、、と。

総会終了後、流通経済大学経済学部教授である板谷和也氏の講演

中央東線をとりまく状況とこれから、地方の鉄道をどうすべきか

・世界を見回すと、鉄道は赤字が普通で、日本は例外
・運営も赤字だが、整備は言うまでもなく赤字(公共負担)
・赤字が見込まれる事業を、補助を前提に維持するには、、、
・過去の高速化は、地元負担が不可欠
・鉄道整備の主な成果は、利用増や利益増ではない
・鉄道は社会的価値があり、地域の取組で利用は増える
・環境政策上、自動車の利用を減らすためには、鉄道への投資(税金)が必要
・チケットに関わるあらゆることが、世界ではどこでもスマホだけで完結している
→日本は・・・
・人口減少もあるが、自分たちで費用負担をすることを考えた時に、中央東線の高速化が最適な選択肢か
・リニア後を見据えると
→中央東線を利用するのか
→中央東線だけでなく、飯田線も含め、高速バスと比較しながら高速化の道を探るべき

資料より、抜粋させて頂きました。
厳しいご指摘もありますが、現実とも感じます。

道路もそうですが、投資をするならば、
未来を予測し、無駄にならないようにしなければいけませんね。

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