学生の発表

朝、ゴミ捨てに拠点収集の集会所へ向かっていくと、とても綺麗な空。
見通しの良いところでパシャリ。
朝陽を浴びた中央アルプスが青空に映え、田んぼの畦畔が支えるような美しさ。
本当にすがすがしい!
火曜日、水曜日とハッキリしない天気だったので、気分が良い朝でした。

午前中は松本。

長野県看護学生看護研究発表会の開会式に
県議会県民文化健康福祉委員会の委員長として来賓出席。
で挨拶をさせて頂く。

写真は主催者挨拶。

県下の10看護学校から学生さんら724人が参加されたそうです。
結果の良し悪しだけではなく、どうすればより良くなるのか、、、
といった話がありました。

開会式は20分ほどで済んでしまったので、
折角なのでお昼前まで、講話と発表を拝聴させて頂きました。

講話は、公益社団法人 長野県看護協会の松本会長さんで
2040年に向けた長野県看護協会将来ビジョン2.0
~未来に向けて住民の身近な存在であり続け、魅力ある看護を提供する~
とのお題。

人口減少、高齢化、、、と進みますが、
その人らしく生きて行けるように、
命、暮らし、尊厳を守る
地域共生社会を目指す

…最先端の医療から地域医療までしっかりと担って頂ける看護師さんがいる、、、
そんな県であることを期待したいです。

発表。

現場の実習からの発表で、拝聴したのは

・急速に変化する病状に向き合う患者の希望に寄り添う関わり
・患者の思いの表出に繋げる関わり
・重度の嚥下障害のある100歳代患者への援助-患者の食べる意欲を尊重した関わりー

の3つ。

病状の急激な変化に戸惑いながらも少しでも気分転換ができるように、日常性の保持ができるように、、、と行動した学生

患者から信頼を得て内面を開示してもらうために、自己開示や一歩踏み込んで話を聴き、患者の思いの表出に繋げた学生

嚥下障害があっても、食事が生きがいであることから、様々な誤嚥防止策を行ったり、目標を共有することの大切さを導いた学生

・・・質疑も。

看護師になるまでにもまだまだ大変なことがあると思いますし、
なってからはもっと大変なことにも直面するでしょう。
でも、研究発表を聞いていると、
患者さんのことを第一に考えた思考・行動、、、
本当に頼もしく感じました。

皆さんの活躍を期待したいし、、、
働きがいがあるような環境を整備しないといけない、、、
そんなことを考えました。

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