昨夜の内に長野市(議員会館)へ来ていたので、朝から県庁。
で、
10:00から長野県酒造組合さんの事務所を
新政策議員団の小山県議と奥村県議と三人で訪問。
米の価格高騰に伴う酒蔵さんの影響などについてお話を伺いました。
・酒米は食用米よりも1割ほど収量が少ない
・価格は全農の価格が基準
・他都道府県では、支援策が出されたところもあるが、中長期的な視点も必要
・日本酒の消費が減少傾向
・海外展開は、大きな酒蔵は可能だが、中小の酒蔵の多い長野県では厳しい
・一回欧州へ行くだけで100円ぐらいの経費が掛かるので。。。
・価格転嫁ということでは、昨年に一度値上げができた
・高い価格帯のものは値上げし易いが、安い価格帯のものは上げにくいのが現状
・昨年の夏頃からコメ不足という話が出始めたが、酒米などについては当初はそういった話はなかった
・山田錦を使えるようになったが、県産の美山錦にこだわる酒蔵もある
・他県の支援策などは、GI登録が条件になっているが、長野県はGIに登録していない酒蔵も多い
※GI長野:長野県原産地呼称管理制度
・家族経営のような小規模の酒蔵も多数ある
・今回の短期的な支援と今後を見据えた構造的な支援と分けて考える必要がある
・財政的な支援については、農家への支援も同様ではないか
・利用する酒米の多くを契約栽培している酒蔵は、県下80蔵中4,5蔵程度ではないか
・それも単年度の契約ならば来年は高くなるだろう
・ワインは一本2000円など普通にあるが、同サイズの日本酒は2000円というと高いと言われる
・ユネスコ世界文化遺産として、もっと文化的な価値を日本人が理解すべき
・地酒で乾杯条例があるが、食事と共に飲むことも広がって欲しい
といった意見交換が行われました。
コメの高騰について、
ゴハンのみならず日本酒など加工商品についても、
生産者も消費者も加工業者も持続できるような支援を考えなければいけない、、、と思います。
安易に諸外国に頼るのではなくて。。。
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午前中に正副委員長と担当書記さんで打ち合わせて、
午後、初委員会。
県民文化健康福祉委員会の委員長として。
委員会に出席する部長、局長、次長、技監、参事、課長、室長さんらは多数いらっしゃり、
県民文化部、健康福祉部、
それぞれの課の多さを示します。
県民文化部
・本年度の主要事業について
・4月に統合された長野県消費生活センターについて
・長野県子ども・若者支援総合計画の一部改訂について
・第三期長野県子ども・子育て支援事業支援計画について
・長野県社会的養育推進計画(後期計画)について
健康福祉部
・本年度の主要事業について
・生活困窮者ガソリン緊急支援事業について
・長野県市町村国民健康保険の状況について
・信州上田医療センターの地域がん診療連携拠点病院への指定類型の変更について
・医療的ケア児等支援センターの取組について
・障がいがある人もない人も共に生きる長野県づくり条例の取組について
それぞれ説明がありました。
今回は、委員から質問はありませんでしたが、
活発な議論がし易い委員会にできれば、、、と思います。
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夜は、委員会で職員さんらと懇談会。
昨今は歓送迎会も嫌がる若者もいる、、、との報道もありますが、
自分自身は様々な話のできる貴重な機会と捉えています。
ので、多くの職員さんらにご参加いただきとても嬉しかったです。
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