委員会審査三日目、本日も教育委員会関係の質疑。
で、午前中、質問をしました。
一年で変わる委員会、最後の質問の機会、、、ということで、
これまで質問した内容も今一度確認させて頂き、
繰り返しての要望もさせて頂きました。
Q.第二期の高校再編、14校の新校、合計でどのくらいの予算と考えているのか?
A.試算をするのは難しい。小諸新校で53億円。
Q.既存校の改修について?
A.40年以上経過した建物が4割。学科が無くなったり、特色化などで、学校機能の多機能化を進めたり、空き教室の中で設計できるものは進める。
要望.上伊那総合技術新校、10年後とは時間がかかりすぎる。第三期の検討を2030年以降進めるという中で、2035年は、時代も変わってしまう。早期に進めて欲しい。
Q.高校無償化が進む中で、今後の動向をどう見る?
A.県外への進学者が400人ほどあるので何とかしたい。通信制は、私立へ令和元年度503名、令和五年度957名、と増えており、学校数も8校から13校に増えている。公立は57→97名とやはり増えている。
Q.公立は教育委員会、私立は県民文化部が所管となっている。どちらも教育委員会の所管として、分けずに共に学びを充実させたらどうか?
A.連携や役割分担はあったほうが良いが、別のほうが良いだろう。今は、定員についての協議はしている。
Q.郷土愛について
A.高校生が海外研修へ行くと、英語はなんとかなるが、話す内容がない。自分の地域のことを知らないから話しができない。ペーパー上ではなくきちんと学ぶべき。先生自身も知らないから教えることができないのは当たり前。地域のことを知る、地域の人、活躍している人を知ることが必要。
Q.総合学習や探究で地域のことを知る機会はあるが、児童生徒によって濃淡がある。もっと時間を増やせないか?
A.これ以上は難しい。
Q.部活動の地域移行について、地域にいる人として、現役世代が指導できるようにすべきで、県職員がモデルとなるように取り組んで欲しい。
A.11月から指導者の応募を始めたが、職業欄がないから把握できない。県職員へは、12月にチラシを配ったり、ポータルサイトや掲示板などで知らせている。
Q.中学校の運動部の地域移行については、受け皿となる総合型地域スポーツクラブの認証制度を始める、、、と日本スポーツ協会がしているが、総合型スポーツクラブのない市町村もあり、混乱するのでは?
A.法人格のある総合型スポーツクラブは、県内には18クラブ。指導者の質の担保にはなる。
Q.春にスポーツが観光部へ移ったが、部活動の地域移行などやり辛さもあるのではないか?
A.地域移行、地域の活性化にも期待したい。地域移行が進めば進むほど、学校から地域へ、、、となるだろう。
Q.議会と高校生との意見交換の場の情報など、知らない生徒もある。生徒らへの情報伝達やアンケートなどについて、先生の負担を増やすのではなく、Googleアカウントなどを上手く使えないか?
A.年度当初に全高校3年生にアンケートをとった。担当者一人でまとめることができた。
O.情報の伝達やアンケートなどをすることで、関心も持つので活用して欲しい。
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与えられた時間(教育委員会関係は一人50分)を少しオーバーして質問や提案をさせて頂きました。
次年度からは別委員会になる可能性が高いので、少し時間をおいて、担当職員さんらに話を聞いていきたいと思います。
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