斉藤診療所の齋藤卓雄先生が20日にお亡くなりになりました。
宮田村の者はもちろん、近隣市町村の本当に多くの方を何度となく診て頂きました。
時間外でも電話をすると「何分で来れる?」と。。。
いつでも対応できるように診察室で寝ている、、、なんて話も良く耳にしました。
そして、診療所のみならず病棟も設置し、
地域にとって必要なこととして、介護にもご尽力いただきました。
福祉事業者の方からも常々、
在宅医療や看護、看取りが進んだのも先生の存在が大きい、、、
と聞いていました。
この地域の医療、そして介護が充実したのも、先生のおかげであると考えます。
ご逝去は本当に残念ですが、
これまでのご功績に相応しい感謝の言葉は、
見つからないぐらい感謝をしています。
心から感謝と哀悼の誠を捧げ、
ご冥福をお祈り申し上げます。
・・・
僕自身を含め、
子どもの頃から様々な症状で変な時間に何度もお世話になりました。
子どもの頃、巻き爪で足の親指か炎症を起こすことが何度かあり、
麻酔をして切って貰いましたが、
状況を説明頂く中で爪の切り方を工夫し改善することができました。
別の診察で行った時に、
「爪どう?」
と聞かれ、見せたら
「上手く切れてるね」
と褒めて頂き、嬉しかった記憶があります。
30代でおたふくかぜになった時には、
睾丸がパンパンに腫れ、そうはいっても心配になり診て貰いました。
薬はない、、、ということでしたが、
症状が治まるよう点滴をしてくれました。
昨年、竹やぶで滑って内股に竹が刺さった時には、
縫うかそのまま治癒を待つか、
予想される経過を含めて選択肢を与えて頂きました。
夜、フットサルをして、
指が変な方向へ曲がった友人を連れて連れて行ったこともありました。
他県から来たサッカーチームの子が怪我をして、
直ぐに診て貰ったこともありました。
休日や夜、子どもの調子が悪くなり、電話をしたこともありました。
なるべく診察時間内に、、、とは思っていましたが、
頼ってしまう、、、本当にありがたい先生でした。
また、先生は
「薬は治癒ではなく症状を和らげるもの」
といった考え方で、
「薬を出しますか?」
と聞いてくれるのは、とても素晴らしいと思っていました。
ちょっと前、
「なるべく薬を出したほうが病院は儲かる」
といった報道があった中で、
改めて先生の偉大さをしみじみ感じたこともありました。
・・・とりとめもないですが、
本当に大変お世話になりました。
先生、安らかに。
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