第22期を迎える伊那谷文明維新塾。
本年一回目の講座は「帝範臣軌」
中国は唐の時代。
帝範:太宗の撰、トップの自覚と心得
臣軌:則天武后の撰、側近の役割と心得
ということで組織のトップと側近の心得ですが、言っていることの本質はどちらも同じであり、目線の違い。両者の間に「信」(信頼)があることが重要である、、、とのこと。
・コロナで今まで埋もれていた才能が開花することもある、昔の話で人を判断するな
・何もしなくても人が集まるトップ(成長を感じられたら役などを任せることが出来る人)
・智愚勇怯、、、それぞれの持っている特徴を活かす
・優秀な指導者の下で働いている人はいきいきしている
・トップの志と自分の志を重ねられるものが良い側近
・「おれはオープンだ!」「なんでも言ってこい!」という指導者ではなく、「これこれについてはどう思う?」などとトップから声をかける、
・人間の尊厳に上下はないが、役割や責任の度合いでは同じということはない
・人をまとめる立場にある人をこけ下ろすようなことをして、人が育つか?
・小さなミスなどは多めに見ることもアリだろう
・側近が、トップにそれとなく諫めることが言えなければ、既に関係は崩れている
・トップも言われて真摯に捉えることが出来なければいけない
・「賢いだけの人には気を付けろ」「褒美は上げても地位はやるな!」
・信、、、人間関係の根本
講義のあと、参加者有志から質疑タイムなど。
コロナ対応や林業など、幅広い話題で盛り上がりました。
コロナの影響で直前になってのWEB開催としましたが、
冒頭の挨拶を佐々木県議、最後の締めを宮下代議士に務めて頂き、
通常の会と同じように出来たと思います。安堵。
とはいえ、顔を合わせての場の空気を早く肌に感じたい、、、そんなことも思いました。
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