住民説明会(駒ヶ根)~高校改革~

昨年公表された【一次】案で未確定部分だった部分が示された住民説明会~高校改革~再編・整備計画【二次】案の住民説明会が駒ヶ根市であり、出席。

という内容を、

これまで通りの説明と中学卒業生の人数
県:2017年20,754人→2035年13,022人
上伊那:2017年1,856人→2035年1,167人

質問でも集中していた上伊那総合技術新校。

15時からと18時からと二回開催されましたが、二回とも出席し、出席者からの質問や要望などを拝聴しました。
メモより・・・(公式ではないので悪しからず)

Q.地域協議会などで意見を聞いてきたと言う。住民、各地域から声を聞いてきたとあったが、残念ながらまとめられた部分では重大な部分が落ちている。再編統合を進めるのではなく、少人数学級でそれぞれの学校を守るべきとの声をどう反映した案か?
A.少人数学級については、様々な地区で要望が出ている。全国的にも小学校、中学校で少人数の動きがある。しかし高校においては別。学習集団と生活集団を分けて考えている。メリットデメリットは様々。坂城高校で高校の少人数学級を研究している。高校の少人数は、全県的な議論が必要となる。

Q.駒工の同窓会は、南部地域に専門性を活かした工業高校を要望した。赤穂高校同窓会は、8学級欲しいと要望している。それぞれの同窓会の要望をどのように反映しているのか?
A.同窓会から意見を頂いている。学校関係者などで話し合って頂く。

Q.これまではねのけられた要望などもある。我々の要望がどの程度入るのか?
A.現状、お一人お一人の意見を反映することはできていないが、懇話会の中で各団体から出てきている方からの意見を聞いていく。

Q.新校を作るにはいくらかかる、残すといくらかかる、、、という議論が必要ではないか?
A.懇話会でどんな学校をつくるかが決まってから。

Q.商業、農業、工業が散らばることなくまとまることはうれしい。が、どこにできるかが重要。こういった難しい問題が懇話会で決められるのか?予算措置ができるのか?予算が無ければ絵に描いた餅になる。
A.懇話会の中で様々なご意見を頂き、最終決定は県。これからの魅力ある産業人材の育成など、周りの周辺施設なども含め、検討をしていきたいと考えている。予算的なものは、確保に向けて真摯に取り組みたい
A.県は、令和7年までの中期財政計画を立てている。現状も建設費の一部を計上しているということでご理解頂きたい。また、過度な支出がないようにしたい。

O(要望).今日も参加者が少ない。もっと広くお知らせ頂きたい。具体的な提案があって、初めて住民も同意できるのではないか?また、そんなにお金がかかるならばやめた方がいいのでは?となるのではないか?

Q.伊那新校よりも技術校はもっと難しい、懇話会で決めれるのか。
A.こういった会があったとご友人などにお伝えいただきたい。

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二回目

Q.定時制は箕輪進修高校にまとめられるのか?
A.定時制の配置については、2022年の3月に案を示す。

Q.総合学科は今までの教員で良いのか?
A.新たに募集するということではなく、現在の県の教員で対応する。新校に限らず、教員の質は変わっていかないといけない、これまで以上にしっかりとやる。

Q.総合技術などになると駒工の学科が分断されるという話もあったが、分断はないのか?
A.一昨年、そういった報道もあったが、そういうことではなく赤穂を単独で総合学科高校とする。

Q.上農、箕輪、辰野、赤穂、、、の関係者から、何か話はあったか?
A.直接まだお話を頂いていないが、同窓会などから話があれば伺って説明したい。

Q.二事案の確定公表のスケジュールは、どうなのか?
A.一次の時は、3月の末に公表し、9月に確定した。同じイメージ。
A.トータルすると7年8年とかかるものとなるだろう。

Q.総合技術新校はどこにできるか?場所は気がかり。
A.懇話会で決めていくことになる
Q.まだ何も決まっていないということで良いのか?
A.伊那新校は、校地検討部会を設置して検討して貰っている

Q.再編計画は理解できるが、これから約10年あると思う。しかしこの10年は早いと思う。新校では議論されるだろうが、現在の高校生、今の高校生の学びについては?
A.今、世の中の変化が速い。その変化に対応できるような生徒を育てたい。思考力判断力、主体的に生涯にかけて学んでいくという姿勢を。大変な世の中になるが、生徒たちが生きる力を身に付けるようにしたい。どの学校でも、探究する力をつけて社会や世界の変化に対応できるようにしたい。

O.社会に求めるもの、親に求めるものを発信して欲しい。流れが速く、みんながつかみ切れていない。発信力をお願いしたい。

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といった質疑が行われました。
二回の説明会で参加者約40人ということで、ちょっと少ないと感じました。
御意見でもありましたが、もっともっと周知をしていかなければいけません。

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