環境文教委員会の現地調査二日目。
宿泊した諏訪から飯田市へ。
野底川小水力発電事業について、
おひさま進歩エネルギー㈱さんからご説明。
・野底発電、、、足掛け5年、最初から地域の方々と協議をすすめてきた
・700軒分の発電 年間想定発電量 2120mWh
・発電機、340kwhという規模で一番価格が安いもの、効率がよいもの、納期が短いもの、、、という理由でイタリア製(円安ということもあった)
⇒ヨーロッパでは、水力発電は盛ん。技術力が高い
・野底川市民発電㈱、、、
⇒市民出資:ファンド匿名組合:売り上げがあれば儲かるが、そうでなければマイナスとなる、、、を前提で。
・今年から出資頂いた方に分配できる予定
⇒地域団体・個人には、、、大雨後の点検や見回りをお願いしている
この地で実現できた理由
・水利権者が少なかった
・漁業組合は影響がある
・農業用水も取水しているが、その取水口は下流だった
Q.ファンドの申し込みはどのくらいあった?多くて抽選?
A.1口50万円は、2.5%の目標利回り。先着順とした。
Q.許認可等大変、行政にできることは?
A.小水力は川毎に異なる。なので、大変。河川課、建設事務所も。できれば、パッケージ化できていると有難い。一級河川だと基本県が管理しているので。
その後、高森町の環境水道課長さんから、
PPA方式による公共施設への太陽光発電設備の導入
について説明。
こちらもプロポーザル方式でおひさま進歩エネルギー㈱が請け負っている、、、ということで。
・太陽光は、高く売るのではなく、電気代金が高いから自家消費する、、、時代
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伊那市へ。
伊那弥生ヶ丘高校。
松村校長より説明を受け、、、質疑タイム。
花岡委員長の采配で、調査時間の内容を変更し多くの時間を使いました。
・問題行動はあまりないが、心が弱ってしまう子はいる
・昨年度から教科横断的な授業を実施している
⇒英語と歴史、英語と生物、英語と物理、、、といった英語のテキストにある内容を専門的な領域と重ねてやっている
・同窓会、、、弥生の校舎、生涯学習をする施設として活用して貰えるように今は動いている
・新校に向けての話
⇒生徒へ伊那新校の話ができたのが7月
⇒保護者へは、3月の懇話会案をPTA総会で断片的に話をした
⇒7月末に行ったアンケートは、半分ぐらい。
Q.アンケートも良いが、話し合ったりすることも必要では?
A.文化祭前に行ったのは、新聞報道の内容から「どう思う?」と生徒に聞いた
A.県教委に説明をして貰いたかったが、機会がなかった
A.学校長としては、中学へ行っての進路講和の際に話もしたいのだが
Q.統廃合で気を付けることは?
A.校地の検討は慎重に。同窓会の皆さんの気持ちをどこへ持って行くか。
Q.正確な情報が入ってこない。懇話会、いろいろなメンバーが入っている。情報共有ができているか?
A.県と学校(現地機関)で情報共有をしっかりと。
Q.子どもたちが置き去りと感じる。アンケートは、どう要望に近づけるか、聞いた側の責任。
Q.情報が欲しい。現実的にどういった手立てが欲しいか?
A.子ども達の取組み、県教委に知らせている。
・・・などのやり取りがありました。
自分も発言をさせて頂きましたが、
建設費などの現実的な話も含め、それぞれの案のメリットデメリットを生徒とも共有し、
今後100年の学校を一緒に創って欲しい、、、と思います。
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箕輪進修高校へ
棚田校長らから説明頂きました。
南信唯一の多部制単位制の高校としてあります。
・今年の一年生が生まれた年に箕輪進修高校ができた
・特性をもった生徒が多い
・最近は特に社会で自立・活躍できる力を育てることに力を入れている
・Ⅰ部 全日制と一緒
・Ⅱ部 4年だが、3年でも卒業可能、、、多くは3年で卒業する
・Ⅲ部 4年だが、3年でも
・269名、、、塩尻・茅野から飯田
・Ⅰ部は生徒が減っている
・Ⅱ部は生徒は微増
・企業の募集は多いが、生徒の就職に対する気持ちは薄い
・ラウンジデー、校長ブログなど工夫して発信し、理解をして貰えるようにしている
※校長先生のブログ、、、ほぼ毎日更新しています!
(情報系も指導できる先生ということで、さすがです。)
Q.多部制単位制、、、北信はスーパーフレックスハイスクールとして検討しているが?
A.メリットは、朝が遅い時間もある。デメリットは、時間の具切り。空き時間にいる場所、、、課題。
Q.箕輪町から60万円支援は?
A.総合的な探究の時間で使う。県外への視察費用、講師の費用など。
Q.修学支援金は?
A.令和5年は、87.9%が修学支援金を貰っている
Q.生徒からの希望や要望はあるか?
A.学校に居れる場所が欲しい。今、有効利用ができていない食堂を使えれれば。
・・・・・などの話がありました、
また、特にラウンジルームで、
特別支援についてお話を頂きました。
・・・・・少人数のクラスで、ラウンジルームも含めて、個別の指導(寄り添った支援)が進んでいる、、、と感じました。
3年、4年、、、など拘らず、本人にあった学びができる学校、
箕輪進修高校はそんな学校であると思いました。
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